brotherkent.com

"カッコよく生きるをあきらめない"30代パパブロガーが送るLIFESTYLEブログ

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは?元人事FP技能士が概要解説

iDeCoの概要・仕組み・加入要件

こんにちは、ブラザーケントです。

銀行の窓口や本屋さんの金融コーナーなどで、

あなたもiDeCoをはじめよう!

というポスターやタイトルの本を見かけたことはありませんか?

年金が増える!とか、税金が優遇される!という広告を見かけて、どういうものか興味をもったという方も多いのではないでしょうか。

しかし、

  • メリットばかりで概要がわからない
  • 難しい用語が多くてよくわからない

と感じてそのままになっている方もいらっしゃるかもしれません。

この記事ではそんな方に向けて、次のような内容でiDeCoの概要を解説していきます。

この記事の内容:

・iDeCoとは?自分で年金を準備する制度

・積立てたお金を自分で運用して増やせる

・誰でもはじめられる&加入者は増えている

この記事を書いている僕は、一部上場企業で10年近く人事の仕事を担当して、給与や年金に関する仕事にも携わっていました。ファイナンシャルプランニングの資格(FP技能士)も持っています。

仕事をするなかで感じたことも含めて、なるべくわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

iDeCoとは?公的年金との違い

iDeCoって何なのか、カンタンに説明してほしい…

iDeCoとは

iDeCoは「個人型確定拠出年金」という制度の愛称として使われています。

iDeCoの制度を一言で説明するなら、”個人が自分で年金を準備するのを支援する制度”ということができます。

この”自分で”というのが、他の年金制度とは違う特徴になっています。

iDeCoと公的年金の違い

iDeCoと公的年金の違い

いまの公的年金はどれも若い世代がお年寄り世代を支えるという仕組みです。

つまり、いま働いている僕たちはいまのお年寄りの年金を支払っていて、僕たちがお年寄りになったらそのときの若い世代に僕たちの年金を負担してもらう、という仕組みです。(これを賦課方式と言います)

一方iDeCoは、自分で準備したお金を将来自分で受け取るという仕組みです。

多く準備することができればそのぶん多く年金を受け取ることができますし、自分で準備したお金ですから、少子化で年金額が減ってしまう心配もありません。

*公的年金の問題点*

公的な年金の問題点は、少子化により将来年金を負担してくれる世代がどんどん減っていくことです。詳しくはこちらを御覧ください。

関連記事:

いまの30代は年金をもらえる?もらえない?元人事が解説します! 

iDeCoで年金を準備する仕組み

自分で準備するって、どうやってやるの?

iDeCoでは「積立×運用」の2つを組み合わせて年金を準備します。

iDeCoは運用と積立でふやす

掛金を積み立てて貯める

まずiDeCoでは原則、毎月決まった掛金を口座引き落としなどで年金として支払います。

その掛金が、将来の自分の年金として積み立てられていくことになります。

掛金は年金の加入状況により上限が決まっていますが、その中であれば自由に設定することができます。

また、状況によっては掛金を変更して0にすることもできます。

運用して年金を増やす

そしてiDeCoでは、その積立金を自分の判断で運用します。

資産運用なのでもちろん損をしてしまう可能性もありますが、うまく運用できれば老後の年金資金を貯めた積立金より増やすことができます。

運用は、申し込んだ金融機関にある金融商品から選ぶ形で行います。

*金融機関と金融商品を自分で選ぶ*

iDeCoは銀行、証券会社、保険会社などのiDeCoを取り扱っている金融機関から選んで申込みます。

また、取り扱っている金融商品の中から「自分の掛金の何%をどれに割り振るか」を決めて運用していきます。

金融機関によって取り扱う金融商品やサービス、手数料などが違うので、しっかり見極めて選びたいですね。 

iDeCoの加入者は

加入者になれる人なれない人

iDeCoの加入資格

一般的に次の要件をどちらも満たす人であれば、だれでもiDeCoに加入することができます。

  • 60歳未満である
  • 国民年金の1号〜3号被保険者に該当する

つまり会社員、フリーランス、アルバイト、派遣社員、学生、主婦の方などに関係なく、どなたでも加入することができますし、また働き方が変わっても加入し続けることができます。

しかし、次のどれかにあてはまる人は加入することができません。

  • 年齢が60歳以上
  • 海外に住んでいる
  • 国民年金の支払猶予や免除を受けている
  • 会社でiDeCoの加入が認められていない
  • 会社がiDeCoの登録をしていない

特に会社勤めの方で、会社の規約によりiDeCoの加入が認められていないケースもありますので、よく確認するようにしましょう。

加入者は100万人を突破

iDeCoの加入者は国民年金の2号被保険者(会社員)を中心にどんどん伸びていて、2018年には100万人を突破しました。

iDeCoの加入者数

出典:厚生労働省HP

ほとんどが2号被保険者、つまり会社員の方々ということになります。企業でも認められるケースが増えてきてはいることの現れではないでしょうか。

iDeCoはあたらしい時代の年金

ここまで書いてきたiDeCoの概要をまとめると次のようになります。

  • iDeCoは自分で自分の年金を準備する仕組み
  • 「積立×運用」で年金を増やしていける
  • 働き方に関係なく誰でも加入することができる

iDeCoは、少子化など年金への不安を補うことができるだけでなく、転職や雇用形態の変化にも柔軟に対応できる便利な仕組みになっていますので、新しい時代にぴったりの年金制度だと僕は思っています。

iDeCoを主体にすべきだとは思いませんが、かといって公的年金だけでいいかというと、そうではないと思います。

ぜひiDeCoを将来の準備として検討してみてはいかがでしょうか。

読んでいただきありがとうございました。

iDeCoのメリット、デメリットについてもまとめていますので、よろしければこちらもご覧ください。