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老後貯金はいくら必要?元人事FP技能士が金額と積立の考え方を伝授

老後の貯金はいくら必要?

こんにちは、ブラザーケントです。

公的な年金が100%安心できる制度ではなくなってしまった現在、年金で足りないお金を自分で準備しようと考える人も多くなってきています。

しかし、

自分の場合はいくらを目標にすればいいの?

お金はどうやって貯めていけばいいの?

とお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、次の内容について解説していきます。

この記事の内容

・老後に備える貯金額を決める方法

・貯金の積み立て方を決める方法

・老後の貯金を積み立てる便利な仕組み

この記事を書いている僕は、一部上場企業で10年近く人事の仕事を担当して、給与や年金に関する仕事にも携わっていました。ファイナンシャルプランニングの資格(FP技能士)も持っています。

仕事をするなかで感じたことも含めて、なるべくわかりやすくお伝えしていきたいと思います。

この記事を読むことで、あなたの老後の貯金額をいくらに設定できるのか、どうやって積み立てればいいのかを自分で考えられるようになります。

ぜひ読んでみてください。

老後に備える貯金額を決める方法

老後のリスクをイメージしてみる

老後に備える貯金をいくらに設定するかを決めるためには、老後に起こるかもしれないリスクを具体的にイメージしてみるのが近道です。

年金だけでは生活ができないというシーンを具体的にあげることで、必要な金額も具体的に見えてくるからです。

ではさっそく、年金だけでは生活できない老後のリスクを2つ見てみましょう。

年金だけで生活できない老後のリスク

  • ケース1: 年金をもらう前に収入が下がってしまった
  • ケース2:制度が変わって年金の金額が減ってしまった

ケース1は60歳を過ぎて再雇用などで収入が減ってしまったときや病気や怪我で働けなくなってしまったときに、年金をもらえる65歳になるまでの生活費としてお金が必要になります。

ケース2は今後もし制度が変わるなどしてもらえる年金の金額が少なくなってしまったときに、不足分を補う生活費としてお金が必要になります。

つまり老後の貯金の使いみちは、

  • 年金をもらいはじめるまでの生活費にあてる
  • 年金をもらいはじめてからの生活費にあてる

の2通りが考えられる、ということになりますね。

なるほど!

使いみちに合わせて貯金額を決める

では、先程あげたリスクそれぞれに対して、使いみちに合った貯金額を考えていきましょう。

ここではまずスタートとして、老後の貯金を600万円と仮定して考えてみます。

①年金をもらいはじめるまでの生活費にあてるケース

例えば、もし600万円の貯金があるとしたら、年金をもらい始める前に収入が減ってしまっても毎月10万円を5年間(60歳〜65歳まで)使うことができますね。

  • 月10万×12ヶ月×5年=600万円

毎月10万円あるとなれば、年金をもらいはじめるまでの不安がかなり和らぎますね。

うん、すごく心強いね!

②年金をもらいはじめてからの生活費にあてるケース

つぎに、年金が思っていたより減ってしまったケースを考えてみましょう。

先ほどの600万円があれば、毎月2万円を25年間使うことができます。

  • 600万円=月2万×12ヶ月×25年

年金が急に5万円も6万円も少なくなってしまうというのは考えにくいので、25年もの長い期間2万円プラスできるというのはなかなかいい備えになるのではないでしょうか。

年金がちょっと減っても対応できるかも!

③月額や期間を変えて①②を考えてみる

もしこの金額や期間で納得がいかない場合は、月額や期間を変えて調整してみましょう。

(月額とは「月◯万」の部分で、期間は「◯年」の部分です。)

例えば①で月10万円を12万円にしたいと思ったら、

  • 月12万×12ヶ月×5年=720万

で720万円必要になります。これなら②の場合でも、

  • 720万=月2万×12ヶ月×30年

で期間が25年から30年に増えます。もちろん月額のほうを変えて、

  • 720万=月2.4万×12ヶ月×25年

と考えるのもいいですよね。

この600万円という例はあくまで参考ですが、こんなふうにそれぞれのケースで「月額」と「年数」を具体的に出して変えていけば、自分にとってちょうどいい貯蓄額を決めることができますよ。

納得できる貯金額を探してみてね!

貯金の積み立て方を決める方法

貯金額をいくらにするか決まったら、つぎに積み立て方を考えていきましょう。

積み立て方もさきほどと同じく「月額」と「年数」で考えていきます。

さきほど例にあげた600万円であれば、毎月2.5万円を20年積み立てれば貯められますね。

  • 600万円=毎月2.5万×12ヶ月×20年

月々2.5万円は少し高いなという場合は、2万円にして年数を調整してみましょう。

  • 600万円=毎月2万×12ヶ月×25年

25年とちょっと長くなりますね。

収入が増えることを想定するなら、2段階で考えるのもいいと思います。

老後貯金の積み立て方(2段階)

最初の10年 月2万×12ヶ月×10年=240万

次の10年  月3万×12ヶ月×10年=360万

⇒240万+360万=600万

こんなふうに、あなたの収入と年齢を踏まえて積み立て方を決めていきましょう。

もし月額が高すぎる、期間が長過ぎると感じる場合は、貯蓄額そのものを見直したほうがいいかもしれません。

貯蓄額は理想的に、積み立て方は現実的に考えていけば、自分にとってベストな貯蓄ができるはずです。

まずはいろいろ計算してみよう!

老後の貯金を積み立てるオススメの仕組み

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは

いざ貯金をしていこうと思ったときに、銀行の普通預金や定期預金で貯めていくという方法もあるのですが、老後の年金として貯めていくのであれば、とても便利でオトクな仕組みがあります。

それが個人型確定拠出年金(iDeCo)です。

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは、毎月決まった額を積み立ててそのお金を自分で運用し、60歳以降に自分で受け取るという、将来の自分のために自分で年金を準備することができる制度です。

運用は、金融機関の商品のなかから自分で選びます。積立総額の何%をどの商品で運用するかを自分で決められるので、自分の希望に合わせて運用することができます。

iDeCoナビ(個人型確定拠出年金ナビ)HP

iDeCoを活用するメリット

iDeCoは貯金・貯蓄とどう違うの?

個人型確定拠出年金(iDeCo)を活用すると、普通に貯金をするのと比べて次のようなメリットがあります。

  • 積み立てたお金を自分で運用して増やすことができる
  • 運用して生まれた利益は非課税になる
  • 税額控除ができて節税効果がある

順に解説していきますね。

まず個人型確定拠出年金(iDeCo)では、積み立てたお金を定期預金、債権、投資信託など様々な金融商品に自分で振り分け、運用することができます。

運用と聞くとちょっと身構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、商品のなかには投資信託のようなリスクが高めの商品もあれば、定期預金のような元本割れのリスクがまずない商品もあります。

確かに高リスクな商品ばかりに振り分けてしまっては元本割れしてしまう可能性がありますが、リスクの低い商品と高い商品をバランス良く組み合わせることで、預金の利息よりも高い利益をあげて資金を増やすことができるのです。

そして、その運用で得た利益は課税されず非課税です。

個別に株式や投資信託をするよりもお得だということですね。

さいごに、確定拠出年金の積立金額は所得控除の対象になるので、所得税や住民税が安くなります。

普通預金や定期預金にただ貯金しておくだけで税金が安くなることはありません。

個人型確定拠出年金(iDeCo)を契約して全額定期預金に選択するだけで、やっていることは定期預金と同じでも税金がお得になるんです。

老後資金を貯金するよりもメリットがあります。

それは知らないと損だね!

iDeCoは30代から始めるのがオススメ

僕は、個人型確定拠出年金(iDeCo)は30代の若いうちから始めることを強くオススメします。

理由はたったひとつで、若いうちから長期運用することで運用益が高くなるからです。

例えばですが、毎月1万円を年2%で増やして30年運用する場合と、毎月2万円を年2%で増やして15年運用する場合では、積み立てる金額は同じ360万円でも、長期運用したほうが運用益は倍以上高くなります。

30代からはじめるiDeCo②30代からはじめるiDeCo①

同じ年2%の増やし方でも期間が長いと利益が大きいんだね!

それほど、少しずつ長期で運用するということは強力な武器なのです。

老後の貯金をいくらにするか、どう積み立てるか決まったら、ぜひ個人型確定拠出年金(iDeCo)をはじめることを検討してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。